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2018年宁波大学日汉互译考研真题862.doc宁波大学 2018 年硕 士 研 究 生 招 生考 试 初 试 试 题(A 卷)
( 答案必须写在考点提供的答 题纸上)
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科目代码: 862 总分 值: 150 科目名称: 日汉互译
一、 次 の日 本語を 中国 語に訳 しな さい。 (25 点×3 =75 点)
1.
人間として、 喜怒哀楽 を 感じることは 、ごくご く 当然のことだ 。それが あ るからこそ、 人間
的であるとも 言える。 し かし、日本の 社会には 、 そうした感情 をあまり 顔 に出さないよ うにす
るのが 大人 のた しな みで あると いう よう な価 値観 がある 。
不快感 を露 骨に 表し たり 、人の 前で 部下 を叱 った りする こと は、 日本 社会
ではと ても 嫌が られ る。 ポーカ ーフ ェー スも 技の うち、 否定 的な 感情 は控 えめに 。
とは 言う もの の 、 こ う した感 情の はけ 口が ない と、 だれ だっ て精 神的 に まいっ てし まう 。 仕
事 が終 わっ てか らの 、カ ラオケ でス トレ ス発 散と いうの も、
そうし た感 情を 吐き 出す 機会な のだ ろう 。
2.
禅 智内 供の 鼻と 云え ば、 池の 尾で 知ら ない 者はな い。 長さ は五 六寸 あって 上唇 の上 から 顋
の下ま で下 って いる 。 形 は元も 先も 同じ よう に太 い。 云わ ば細 長い 腸詰 め のよう な物 が 、 ぶ ら
りと顔 のま ん中 から ぶら 下って いる ので ある 。
五十 歳を 越え た内 供は 、 沙 弥の 昔か ら 、 内 道場 供奉の 職に のぼ った 今日 まで 、 内 心で は始 終
この鼻 を苦 に病 んで 来た 。 勿論 表面 では、 今で もさ ほど気 にな らな いよ うな 顔をし てす まし て
いる。 これ は専念 に当 来 の浄土 を渇 仰 す べき 僧侶 の身で 、 鼻 の心配 をす る のが悪 いと 思っ たか
らばか りで はな い 。 そ れ よりむ しろ 、 自分 で鼻 を 気にし てい ると 云う 事を 、 人 に知 られ るの が
嫌だっ たか らで ある。 内 供は日 常の 談話 の中 に、 鼻と云 う語 が出 て来 るの を何よ りも 惧れ てい
た。
内供 が鼻 を持 てあ まし た理由 は二 つあ る。 ― ― 一つは 実際 的に、 鼻の 長 いのが 不便 だっ たか
らであ る 。 第 一飯 を食 う 時にも 独り では 食え ない 。 独 りで 食え ば 、 鼻 の先 が鋺の 中の 飯へ とど
いてし まう 。 そこ で内 供 は弟子 の一 人を 膳の 向う へ坐ら せて 、 飯を 食う 間 中、 広さ 一寸 長さ 二
尺ばか りの 板で 、 鼻を 持 上げて いて 貰う 事に した 。 し かし こう して 飯を 食 うと云 う事 は 、 持 上
げてい る弟 子に とっ ても 、 持 上げ られ てい る内 供 にとっ ても 、 決し て容 易 な事で はな い 。 一 度
この弟子 の代り をした 中 童子が、 嚏くを した拍 子 に手がふ るえて 、鼻を 粥 の中へ落 した話 は、
当時京 都ま で喧 伝さ れた 。
3.
「タマ ゴが 先か 、ニ ワト リが先 か」 は、 因果 関係 をめぐ る水 掛け 論の たと えであ る。 コン ビ
ニエン スス トア の普 及と 生活の 深夜 化も、 どち ら がタマ ゴで ニワ トリ なの か、 白 黒つ けにく い
ものの 一つ だろ う。
お目見 えし た頃 のう たい 文句は 、「 開い てて よか った」 だっ た。 夜中 に何 かが必 要に なっ
て、そ の通 りに 感謝 した 人は多 かっ たは ずだ 。そ れがい つし か、24 時間 開 いてい るの を前 提
に、人 は暮 らし を組 み立 てるよ うに なっ た。
いまや 、単 なる 小売 店を 超えた 存在 であ る。 公共 料金の 支払 いや 、宅 配便 など多 彩な 横顔
をあわ せ持 つ。 さら に、 ストー かー に追 われ るな どした 女性 の駆 け込 みが 、年に 1 万 3000 件
を超す 。う ち半 数近 くは 深夜に 起き てい る。